弊社工場の様子

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そろばんの製作風景

弊社では大正11年から工場にてそろばんの製作を始め、当初から「使ふ人の氣持ちで作れ」という初代社長、若槻健一の言葉を社是とし、今日に至っております。

長い時間を経て、より良い工法を模索しながらそろばん作りを続けていますが、一般の方にとって、そろばんがどのようにして作られているかはほとんど知り得る機会が無いと思います。

このページでは、そろばんが作られる様子を製作風景として紹介します。必ずしも製作行程を順に追っている訳ではありませんが、これらの写真から少しでも工場の雰囲気を感じ取って頂ければ幸いです。

そろばんの製作は、大まかに分けて3つの工程に分けられます。1つ目は「半製」という工程で、そろばんの枠材の製材、加工をする工程です。2つ目は「組立」工程で、芯竹にそろばん玉を挿したり、枠と枠を合わせて組み立てたり、組立の前加工も含めて行います。3つ目は「仕上げ」です。組み立てられたそろばんをそろばんの形に仕上げます。何段階にもわたる研磨作業、塗装作業や定位点を打つ事もします。

では、実際どんなふうにそろばんが作られているのか、そろばんの製作風景をごゆっくりご覧下さい。




  撮影日:2009年3月10日〜19日

  撮影者:若槻和宏

そろばん枠材の製材加工
そろばんの組立と部品加工
そろばんの研磨と仕上げ
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